後発事象
こうはつじしょう(米国会計基準(US GAAP))
意味 決算日後の重要な出来事
後発事象とは?
後発事象は、財務諸表の決算日後、財務諸表の公表日までに発生した重要な事象を指します。これには、財務諸表に反映させるべき修正後発事象と、開示のみを行う開示後発事象があります。企業は、これらの事象を適切に評価し、必要に応じて財務諸表に反映または開示する必要があります。
後発事象の具体的な使い方
「決算日後に発生した大規模な自然災害は、重要な後発事象として開示する必要がありそうですね。」 財務報告の作成過程での判断を説明しています。決算日以降に起きた重大な出来事について、財務諸表の利用者に情報を提供する必要性を指摘しています。
後発事象に関するよくある質問
Q.後発事象の例は何ですか?
A.後発事象の例には、大規模な自然災害、重要な訴訟の判決、主要顧客の倒産、大規模な資産の売却や取得などがあります。これらの事象が財務諸表に重要な影響を与える可能性がある場合、適切に開示または反映する必要があります。
Q.修正後発事象と開示後発事象の違いは?
A.修正後発事象は決算日現在の状況に関する追加的な証拠を提供するもので、財務諸表本体の修正が必要です。一方、開示後発事象は決算日後に発生した事象で、財務諸表本体の修正は不要ですが、注記等での開示が必要となります。
Q.後発事象の評価期間はいつまでですか?
A.後発事象の評価期間は、通常、決算日から財務諸表の公表日までです。この期間中に発生した重要な事象について、企業は適切に評価し、必要に応じて財務諸表に反映または開示する必要があります。
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